コレステロールが低く検査が必要と言われた時に読むコラム
どーも、こんにちは。
予防医学薬剤師ろぎーです。
「LDLコレステロールが低く、検査をすることになりまして…」
というご質問をいただきました。
コレステロールについて、予防医学薬剤師としての回答をしていきます。
先に結論からいうと、
『お魚やえごま、あまになどよn-3系といわれる上質な脂を積極的にとりましょう』
『ホルモンバランスを整える、脂質の吸収を高めるために、腸內環境を整えましょう』
の2つをおすすめします。
もちろん色々な要素が絡んでいるので一概にはいえないので、もっと深く情報収集する必要があると思いますが。
ちなみに、これらの考察は「臨床推論」といって、診斷ではありません。
精密検査は受けて医師からの診斷をもらってくださいね。
でなここからは、基礎知識もふくめ、お伝えします。
わかりにくかったら動畫化するのでコメント欄で、
「動畫希望!!」
とリクエストをください。
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【目次】
1.そもそもLDLコレステロール って?
2.LDLが低い原因は?
3.日頃からできる予防醫學的アプローチ
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1.そもそもLDLコレステロール って?
こちら説明できますか?
そんなの余裕っしょ!というかたは次のセクションに進んでください。
今の時代ググればわかりやすい情報とか詳しい情報はいくらでも出てくるので、
ここではなるべく「ろぎー節」を多めにして、皆さんに頭の中でイメージしてもらいやすくしていきます。
まず、LDLコレステロールは悪玉コレステロール 、HDLは善玉と言われています。
でもこれすごく悲しくて、
LDLってめっちゃ頑張り屋さんなんです!
でも頑張りすぎて空回りしちゃうんです…。
(そんな人いますよね)
コレステロール は肝臓でつくられて、全身に運ばれます。
その運び手が、「LDLコレステロール 」です。
私たちの37兆個の細胞の膜は脂なので、
めちゃくちゃ重要な働きです!
ただよせばいいのに、LDLさんは運んでくれてありがとうー!えらいねぇ♬って褒めてもらえるもんだから、どんどんどんどん運びます。
仲間を増やして大勢で運ぶようになると、
當然「運びすぎ」、脂の渋滯がおきて血液の流れが悪くなったり、
血管にペタッとくっついてしまったやつから、固くなって広がって、詰まりの原因をつくります。
HDコレステロール 、
いわゆる善玉コレステロールは、そんな運びすぎた脂を肝臓に戻す働きをします。
ウラでこそこそやってくれればいいのに、
こいつはこいつで目立ちたがりだから、LDLのことを悪玉、自分のことを善玉なんて言うんですよね。
あー、かわいそう。
(ろぎー節とはこういうことです)
2.LDLコレステロール が低い原因は?
では今回のケースのように、
なぜLDLが低くなってしまうのか、
調べた方もいるかもしれませんが、色々な原因、要素があり、ハッキリいえばこれ!っていうものはわかっていません。
無症狀の方もいらっしゃるなかで、
なぜ「精密検査」となったのか。
私は今回、「甲狀腺機能亢進症(バセドウ病)」に注目しました。
(ここから臨床推論です)
バセドウ病についての詳細は本筋とそれるので割愛しますが、
甲狀腺の機能が亢進することで、コレステロールの代謝が促進されることがあります。
逆に甲狀腺機能低下症の方は代謝がうまくいかず體重のコントロールが難しくなります。
(最近サポートさせて頂く機會が増えました)
今回の精密検査は、おそらくバセドウ病かどうかを調べるのではないかと思います。
バセドウ病は男性より女性がなる率が高いですが、50代男性もかかることがあります。
「代謝が上がるなんて羨ましい」
って思う人がいるかもしれませんが、
本來の姿ではなく上りすぎてしまうので、
心臓に負擔がかかることがあります。
他の病気との合併症の心配もあるので、
定期的な検査が必要ということですね。
3.日頃からできる予防医学的アプローチ
ここからは人によっていろんな提案があろうと思いますが、私のアプローチをお伝えします。
まず甲狀腺ホルモンは「ホルモン」なので、
そのコントロールや身體に脂質を入れやすくするために、n-3系脂肪酸。
いわゆる魚の脂をとります。
えごま油やあまに油もありますが、
體內で酵素を使って変換される効率が10%と低いので、魚を直接とるのがオススメです。
とはいえ、魚自體のn-3系脂肪酸の割合も低く、他の脂が多いので、體質改善を目指す人はサプリメントの活用をすすめます。
ポイントは、純度の高い物を選ぶこと!!
(n-3系の量)÷全體の脂質がせめて60%以上は欲しいですよね。
ただこれ探してみると、世の中のサプリメントが20-40%くらいの純度しかないことがわかります。
「じゃた、どんなんがいいのーー!」
と気になった人はカウンセリング予約してもらうか、
こちらのお客様用LINEから連絡をください。
続いて、脂質の吸収を高めるための「腸活」です。
最近「腸活」が自分の中でもホットすぎて、
何をするにも「腸活1st」なのではと思うようになってきました。
通常のカウンセリングレベルなら月1回のケアをわたしからしますし、
短期間で腸內を整えたい人はオプティマムファスティング、
より専門的に腸活をしていきたい人は、私もお世話になってる素晴らしい方がいるのでご紹介します!
すぐにできることは、
発酵食品を1日1回はとること。
納豆、キムチ、甘酒、ヨーグルト、チーズ、などなど。
そして野菜や果物を食べて食物繊維など、お腹の菌に良いエサをあげることです。
どちらもまずは食事から頑張ってみて、
野菜は結局あんまり食べれないなぁ、
お腹の調子が変わった感じはしないなぁ、
という人は、必要な量を取りきれていないかもしれないので、サプリメントを活用しましょう。
食物繊維や乳酸菌のサプリメントも世の中にごまんとありますので、こちらもご相談ください。
いかがでしたでしょうか?
最後にお伝えしますが、
予防をすることは、治療を否定することではありません。
いつまでも若々しく元気に楽しい人生を送るために、必要な検査や治療もあるのです。
とはいえ病気にならないにこしたことはないので、
しっかりと予防をしていきましょう!
このことしっかり学びたい!!
という熱い方は、4月から私の原点である予防医学士プログラム21期が開校になるので、
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薬剤師ろぎー
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