薬剤師ドラマのアンサングシンデレラ5話をみて癌予防への想いと食事や栄養など生活習慣を改善していく予防医学の仕事の意義をあらためて思う
今のクールのドラマで、薬剤師が主人公のドラマが放送されていることをご存知でしょうか?
フジテレビ系列で、毎週木曜日の夜22時から放送されている、「アンサングシンデレラ 」は、石原さとみさんが主演ということで話題になっていますね。
先日の8月13日に放送された第5話は、がん患者さんとの向き合い方についてのエピソードでした。
ドラマをみて感じたこと。
自分が、やはり予防医学薬剤師として、もっともっと多くの人に声を届けていかないといけないと感じました。
今日は、
今の気持ちを大切に大切に心に刻むために、感じていることを記していきます。
はじめてのがん患者さんとの関わりは調剤薬局
横浜市鶴見の薬局で店長をやっていた時代、
近くに往診を専門でやっているクリニックがあった関係で、私たちも患者さんの家に薬を届けたり、飲みやすいように薬を管理したり、
患者さんの声を日々聞いていました。
多い時には、月に100回の訪問を行い、
患者さんやご家族へのサポートを薬剤師として行っていたのです。
緩和ケアでは、なるべく痛みを起こさずに、かつ副作用を減らすための適切な痛み止めの量を計算していましたが、
実際に患者さんのお家に伺うと、
薬局内での計算だけでは感じ取れない様々な気づきがありました。
「献身的に支えるご家族」
「自由気ままに出かけてしまう天才おじいちゃん」
「昨日まで元気だったのに今朝になって急に最期の時を迎えた方」
なかでも特に印象的なエピソードが、
がんの痛みを抑えながら最期の時を安らかに迎えるために自宅療養中の患者さん。
夜間にドクターから臨時で連絡があり、痛み止め追加のオーダー。
ですが、その薬が在庫がなく、
夜間ということもあり注文もできない、
翌朝すぐに…とお伝えしていたら、
その晩、患者様は逝ってしまいました。
痛みなく、安らかに最期の時を迎えられるようにするのが、「緩和ケア」です。
人生の最期の最期を、自分らしく前向きに生きるための選択。
本人にとってもご家族にとっても、
大きな選択だったと思います。
それが、最期の最期で、
薬局の在庫不備、そして対応不備な形で締めくくられてしまいました。
「なぜ在庫をしておかなかったんだろう」
「なぜ他の薬への処方提案をしなかったんだろう」
「なぜ夜間だとしてもすぐに薬局に向かわなかったんだろう」
今でも忘れません。
それからは、
たとえ父の葬式中だろうが、
友人と遊びに行く予定があろうが、
患者さんやドクターからの臨時電話を優先して対応していました。
今は拠点を移し、
治療や介護の分野から予防へと重点を大きく変えましたが、
「目の前の人へ一瞬一瞬を大切にしよう!」
その思いはここから生まれたのだと、あらためて意識しました。
2人に1人はガンになる
日本では、がんになる方が2人に1人、がんで最期の時を迎える方が4人に1人という現状があります。
(国立がんセンターがん情報サービスより参照)
がんのイメージって、
健康診断を受けた後に、医師から個室に呼ばれて、
神妙な雰囲気で告知される。
「ご家族の方を連れてきてください」
というドラマのイメージが強く、
急に、突然に、やってくるというイメージでしょう。
しかし、
「がんは、生活習慣病からくる」
という見方もあります。
事実、アメリカやヨーロッパなどの国では、がんの患者さんは減り続けています。
日本人より生活習慣悪そうなのに不思議ですよね。
治療法の多様性や、保険制度の違いによるセルフメディケーションの文化の違い(自分のことは自分で責任を取る)が大きいですが、
制度や文化の違いだからと無視できないことが多いです。
きちんと栄養をとること。
免疫力を高めること。
体温を高めること。
酸素を身体に巡らせること。
簡単そうに聞こえますが、実践できている人は少ないです。
「きちんと栄養とれていますか?」
薬局の店頭で聞くと、だいたいの方は、
「はい、大丈夫です」
と答えます。
その度にこちらは「うそつけ!」と思うわけですが、
栄養をきちんと摂るということは、そんなな簡単ではありません。
○糖質と脂質はとりすぎない
○オメガ3の脂質(魚の脂)はしっかりとる
○たんぱく質を必要量摂る
○ビタミン、ミネラルを摂る
○食物繊維をとる
○善玉菌や発酵食品をとる
全てを食事で補おうとするのは難しい。
野菜も果物も採れたてを食べる
毎食バランスよく食べる
食べたら代謝するために運動する
実践できる人なんてほんの一握りでしょう。
だからこそ、健康補助食品、
いわゆるサプリメントがあります。
栄養バランスを整えて、
毎日をイキイキと、そして将来の病気のリスクを抑えていく。
なにかと誤解の多いサプリメントですが、
その実は、短期的にも中長期的にも、一生に一度の人生を明るく照らしてくれます。
私は、サプリメントとの出会い、
予防医学士プログラムとの出会いで、
体調がかわり、
体型がかわり、
仕事の質がかわり、
生活がかわり、
人生がかわりました。
「今が1番楽しい!!」
と心からおもいます。
〜予防医学は価値ある生き方〜
私の師匠がよく伝えてくれる言葉ですが、まさにその通りだとおもいます。
1人でも多くの方が価値に気づき実践していくこと、
そのために私は1人1人への個別カウンセリングをやめません。
大人数の方の前での講演やセミナー活動をやめません。
でもそれでもまだまだ足りないのです。
日本全国に、予防医学薬剤師を広めていき、
食事と健康補助食品で目の前の方の大切な今の人生、そして未来を創るひとを増やしていく。
私達には、仲間が必要です。
治療や介護は、「守る」仕事。
予防医学は、「創る」のが仕事。
予防医学士プログラムは、
20期9・10月開校、21期4月開校です。
ぜひとも私達に力を貸していただけませんか?
そのリターンで得られるものは、
ご自身、そして大切な家族や友人のための体質改善のメソッド。
仕事に活かせる健康の知識とサプリメント販売スキーム。
なにより、人生の生きがいとやりがいです。
予防医学士プログラムは個別相談を実施しています。
8月28日、そして9月5日には、勉強会も開催します。
ちょっとでも、
ちょっとでもいいなと思っていただけたら、
問い合わせフォームでも、
SNSのコメントやDMでも、
どんな形でもいいのでお知らせください。
私たちには、日本をよくする、目の前の方を良くしていくための、仲間が必要です!!
どうか、よろしくお願いします。
2020.08.16
アンサングシンデレラ第5話をみて。
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