予防医学薬剤師ろぎーの予防医学とは?どんな仕事?東京神奈川を拠点にしている薬局薬剤師の話

2020/03/06 予防医学ブログ
口に入れたもので体はつくられる予防医学の図

今日は、そもそも予防医学ってなんなの?

予防医学薬剤師ってどんな仕事をしているの?

 

という話をしていきます。

 

◎予防医学薬剤師の活動は、

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◎予防医学薬剤師ろぎーへの質問や問い合せは

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1.予防医学は価値ある生き方

2.予防医学薬剤師は食事と栄養の専門家

3.薬局薬剤師と予防医学薬剤師の兼業


 

1.予防医学は価値ある生き方

そもそも予防医学とはなにか。

予防医学をWikipediaで調べると、

 

 

予防医学とは、病気にかからないようにするため予防する医学である」

(中略)

「病気になってしまってからそれを治すことより、病気になりにくい心身を作る。病気を予防し、健康を維持する」

 

 

と、書いてあります。

 

誰もが、好んで病気になる人はいません。

今日本では、2人に1人が癌になる時代、3人に1人は癌によって最期の時を迎えています。

(平成30年人口動態統計月報年計の概況より参照)

 

 

がん、心疾患、老衰、脳疾患の4つで、死因の半分以上を占めているわけですが、

例えばこの4つを自分で選択できるとしたら何を選ぶか?

 

 

老衰(ぴんぴんころり)ですよね。

 

 

だれもが病気にならないことを願っているし、

選べるものなら老衰を選びたいと思っている。

 

 

そのための手段が予防医学であり、

予防医学を学ぶことで病気にならないようにする、

これが真髄にあります。

 

 

肥満って病気のもとのイメージが強いですよね?

当然予防医学も肥満の方へのアプローチもしていくわけで、

世間的には美容やダイエットの方が注目度が高いしわかりやすいので、

 

 

予防医学=ダイエット学

 

 

のようになっています。

 

ダイエットも直訳すれば「食生活」や「食習慣」という訳が本来なので、

あながち間違いではないのですが、病気にならない体を心身ともにつくっていくんだ!!

という気持ちもぜひ忘れてほしくないし、提供者側も意識を高めるように行動をしてほしいと願っています。

 

 

2.予防医学薬剤師は食事と栄養の専門家

このように書くと、

「え?それって栄養士さんとか管理栄養士さんの仕事じゃないの?」

と必ず聞かれるのですが、

 

 

私の中では明確に区別をしているのでお話をしていこうと思います。

ちなみに、この質問をいただくのって栄養士さんとか管理栄養士さんからではなくて、

実は薬剤師から質問をいただくケースがほとんどです。

 

 

それだけ薬剤師に人達って不安があるんですよね。

 

 

私達の体は、口に入れたものでつくられます。

 

 

口に入れるものとはすなわち、

毎日の食事であり、食事の中の栄養なんです。

 

 

私達がとるべき栄養は、

「糖質、脂質、たんぱく質」のいわゆる三大栄養素

体のエネルギーとなるもの、生きるための栄養ですね。

 

 

そして、

「必須ビタミン、必須ミネラル、食物繊維(善玉菌)」の4〜6つ目の栄養素も大切です。

 

これは、体の調子を整える栄養素といれるでしょう。

例えばビタミンB郡がしっかりと働いてくれないと、私達の体はエネルギーを効率的に作り出していくことができません。

 

 

病気にならない体作りとして食事と栄養のバランスをしっかりと整えていくことを伝える。

なんだかますます栄養士さんの案件っぽいですが、

 

 

私の考えでは、

栄養士さんや管理栄養士さんは口に入れる前の食材や料理について体作りの観点でみてくれる専門家です。

 

 

食事のカロリーはどうなのか?

塩分は?カリウムは?

この病気の人にはたんぱく質は1日○gにしたほうがいいな。

 

 

といった栄養の観点を、料理をするところまで含めてサポートしてくれる方。

 

 

もちろん体のなかの仕組みのことも詳しいですよ。

ただそれでいうなら医師も看護師も薬剤師も栄養士も、

みんなベースとしての体の仕組みは詳しいし、詳しくないといけません。

 

 

つまりは共通の知識、ベースの考えであるということ。

 

 

そのうえでなお何故予防医学薬剤師が食事と栄養の専門家なのかというと、

例えばクライアント(お客様)が薬を飲んでいるとしたら、

管理栄養士さんはサポートをしてくださるのでしょうか?

 

 

薬のことは薬剤師に、となりますよね。

薬の作用は置いといて、食事や栄養がどう体をつくるか話していくなんて不可能なんです。

 

 

なぜなら、作用がするどいのが薬であって、その影響を無視することはできないから。

 

 

つまり私達予防医学薬剤師が、

病気にならないための体をつくる食事や栄養を、薬やサプリメントもからめてサポートさせていただく。

 

じゃあどんな食事を作ったらいいの?という話になれば管理栄養士さんに話をふるし、

治療の領域に入ってくるようなら医師とも連携をとっていく。

 

 

これができるのが薬剤師だよね♪

という話です。

 

 

3.薬局薬剤師と予防医学薬剤師の兼業

私は今、地下鉄銀座線稲荷町駅から歩いて5分くらいのところにある、

「元浅草アイアイ薬局」を活動拠点としており、週3〜4日は薬局薬剤師をしています。

 

 

予防医学薬剤師として、薬局薬剤師をやりながら仕事をしていくのはすごく大きな価値があります。

とはいえじゃあ処方箋調剤業務がめちゃくちゃに忙しい薬局で、

ひとりひとり懇切丁寧に食事と栄養の話をしていくのは現実的に不可能。

 

 

まずはこのようなステップで予防医学の知識を現場で活かすことをオススメします。

 

 

ステップ① ワンポイントアドバイス

 薬をお渡しするときって、ただ飲み方や副作用の説明をするだけではありません。

目の前の患者さんがどうやったらもっと良くなるか、薬を減らすことができるか、を考え必要に応じて医師などと連携をとっていくわけですが、

 

例えばちょっとした食生活のアドバイスとかであれば、会計をしている間とか、お会計で財布からお金を出そうとしてくださっている間にでもできるわけです。

 

 

「ロキソニンは痛みのもとになるプロスタグランジンっていう成分を抑えてくれるけど、

魚の油も同じようにプロスタグランジンをい抑えるように働いてくれるんですよ」

 

 

というようなアドバイスもできるわけ。

 

 

薬局においてある健康食品やサプリメントに興味をもっていただけた時とかは、

もう直球勝負でご相談、ご提案をすればいいですが、

 

薬局の仕事の大半が処方箋業務であることを考えると、その点から予防医学を取り入れていったほうがわかりやすいです。

 

 

ステップ② 空いた時間を活用したセミナーや相談会の開催

 例えば半日だけの曜日がある薬局や、メインの医療機関が休みだからと空いた時間がある薬局は、その時間を活用して予防医学の知識を活用したセミナーや相談会を開いてみましょう。

 

空いた時間も、薬歴を入力したり、在宅医療の準備をしたりやることてんこ盛りな薬局も多いと思いますが、私自身月間100件以上の居宅療養管理指導を算定していたときにも月に1−2回の勉強会やセミナーは欠かしませんでした。

 

(完全に薬局薬剤師さん向けに書いているからわかりにくい言葉ばかりでごめんね)

 

 学んだ知識を活用していって、それで患者さんやお客さんが喜んでくれるというのは、薬剤師や医療人の仕事としての喜びのようなものなので、ぜひ月に1回でもいいから時間をつくれないかを考えてみてください。

 

 

これからの時代薬局も、横並びでどこで薬もらっても同じだよ!って状況じゃいけない。

患者さんが選んで薬局に来る時代はすぐそこなので、日頃からどいういう付き合いができるかがめちゃくちゃ大切にもなってきます。

 

 勤務薬剤師の方は、薬局長や社長さんにぜひ一度話をもちかけてみてください♪

その方針とかによっても理解を示してくれるのか、経営方針をどのように考えているのかとかがわかりますよ!

 

ステップ③ 商品販売につなげて保険外収入をしっかり確保!

 これは予防医学が自分自身で実践もできてきて、定着してきてからのステージですが、

患者さんやお客さんにサプリメントなどの提案と販売をしていくことにより、薬局としての売上の一部としていきます。

 

 私の場合は特殊な勤務形態で、サプリメントなど自分の事業に関するものは薬局のレジを通さずにすべて弊社のお財布に入ってくるんですが、患者さんがあまりいらっしゃらない曜日とかだと、私のサプリメント収入の方が売上的にも粗利益的にも多くなることがあります。

 

 

薬局の患者さんやお客さんに予約制で対応することもありますが、

ほとんどのケースは薬局外のお客様を薬局にお呼びして対応するケースです。

 

今の時代SNSとかで色々な方と繋がれるし、薬局の外で、例えばボードゲームとかカフェ会とか色々な場所で出会った方々が体作りに興味をもってくださって、

 

私達予防医学薬剤師の活動を応援してくだされば、処方箋なしでもどんどん遊びに(?)きてくれるようになります。

 

 

そういった方々はこれからの薬局経営や薬剤師の働き方改革に向けてめちゃくちゃ重要な方々なので、

今から少しずつでもSNSとかで情報配信をするといいですね。

 

 

私薬剤師ろぎーがやっているボードゲーム会についてもリンクを貼っておくので、

気軽に会いにこれる場所としてぜひご利用ください♪

(ボードゲーム会についてはこちら)

 

 

さいごに

予防医学の活動って、めちゃくちゃ効率的に利益をあげられるものなのかというとそうではなく、めちゃくちゃに地道です。

でも、確かなものを、嘘偽りなく誠心誠意接していれば、お客様がお客様を呼び、

ずーーっと繋がれる関係性を築くことができます。

 

これこそ「かかりつけ薬剤師」の発想だし、予防医学に携わる薬剤師さんがどんどん増えてくれれば、薬局の価値も、薬剤師の価値もどんどん上がってくると思いませんか?

 

薬剤師の人はもちろん、

私は薬剤師じゃないけど周りの薬剤師の友達に教えてあげよーーって方とか、

予防医学は薬剤師でなくても携われる仕事だから、資格がなくても健康に関わる仕事がしたい!と思っている方は、

 

 

是非一度ご連絡をいただきたいです。

下の問い合わせボタンでもいいし、

ぜひSNSとかで「#薬剤師ろぎー」を見つけていただいて、ご連絡ください。