低血圧の原因は?その対策を予防医学薬剤師として考える

2019/07/27 予防医学ブログ
ぐったりする猫

===================
027 低血圧の原因は?その対策を考える
===================
今回も女性に多い悩みですね。
男性ならではの悩みもやらないとパンチがくるな、そろそろ。

低血圧は、薬局にいると時々「昇圧剤」という血圧をあげる薬を飲む人がいるんですが、
基本的には遺伝的な要素も強く「治療は必要ない」と言われているものです。

「治療は必要ない」

って言われても、低血圧で悩んでいる人はいます。


朝にシャキッと起きることができない
ふらふらする
めまいがする
元気が出ない
疲れやすい
冷え性がある


こんなにも身体が悲鳴をあげているのに、
「治療の必要はない」
って言われてしまうのは悲しいことです。

日本は国民皆保険制度なので、病院やクリニックに行って診察を受け、お金を払えば、それはイコールそこに税金(正確にいうと社会保障費)が投入されたということ。

身体の悩みを全部全部、医療の分野で治していたら日本は崩壊してしまいます。

医療が低血圧を「治療しない」からこそ、
私たち予防医学士が、「低血圧ではなかった状態にもどすこと」に挑戦する意義があるんです!
「治すではなく戻す」
それが予防医学の考え方です。


さてさて、
低血圧です。


低血圧と一緒に冷え性にも悩んでいる方が多いとおもいますが、
低血圧の原因のひとつに「血液循環」があげられます。

これは鶏が先か卵が先かの理論で、
血液循環が悪いから低血圧や冷え性がおきているのか、
低血圧だから血液循環が悪くなって冷え性がおきているのか、

それはよくよく見ていかないと判断がつきませんが、
どちらにしても「血液循環」を良くすることは大切です。

その方法を今日はいくつかご紹介します。

==================
1.運動をする
==================
はい、私から「運動」というワードがでるのは珍しいですねw

わたしは「やせるために運動する」という言葉を真っ向から否定しています。
もちろん、効果的ですよ。運動することがやせることにもつながります。
でもやせるためにまず何をしますか?という問いに真っ先に「運動」と答えた方は刀で切りつけます!!!
やせるためにはとにかく食事と栄養です。

運動の目的は色々ありますが、
・運動することで心臓がバクバク動いて血液循環がよくなる
・ふくらはぎなどに筋肉がつくことによって、ポンプのような役割をして血液循環をよくする
これが低血圧にとって良い働きをしてくれます。

冷え性もある人なら、そのための運動を教えてくれるところがあるので、
興味があったらご紹介しますね。SNSのメッセージや個別相談の申し込みのときにおっしゃってください♪

====================
2.魚の脂など良い脂をとる
====================
はい、また出ました、魚の脂w
n-3系脂肪酸(オメガ3脂肪酸)ですね。

魚は冷たい水のなかをスイスイと泳いでいます。
つまり、冷たい水のなかでも、魚の脂は流れています。

人間の体温は36.5度。
もちろん海や川よりも温かいので、魚の脂が固まる事はありません。

一方で、常温で固まっている脂、肉とかお菓子とかの油ですね。
その油は身体に入ってもサラサラと流れづらいので、摂りすぎると血液循環がわるくなる原因になります。

まじで大切です!!

私も外食の時にはなるべく魚料理を食べるようにしています。
なかなか家で魚を食べる機会がないですからね。

=================
3.ビタミンEを摂って血管を広げる
=================
抗酸化ビタミンといわれるビタミンEには、抗酸化の他にも「血管を広げる」という役割があります。
しもやけの方にビタミンEの塗り薬や飲み薬を使う事があるのはこのためです。

ビタミンEは脂にとけるビタミンなので身体の中にたまるんですが、今のところ摂りすぎたらダーメーヨーという報告はないので、積極的に摂りましょう。

有名なのはアーモンド、かぼちゃやサーモンにも豊富です。


低血圧の改善策「血液循環」についてお話しました。
それともう1つ低血圧の対策で必要なものがあります。
 

少し長くなってきたので、それはまた明日配信しますね。