ボードゲームの定番カタンのルールを予防医学薬剤師ろぎーがナビゲーターっぽく解説してみた(画像なし)

2019/08/03 ボードゲーム
チョコれとケーキとボードゲームのカタン

インプットだけでは、行動が伴わなければ何も変化しない!

ゲームをすることで自然なアウトプットを!

BY ボードゲームソムリエ 松永直樹


 

昨日は、台東区元浅草のまるずcakeでボードゲーム会!

素材にこだわった美味しいケーキを食べながら、

ボードゲーム「カタン」で交流を深める、

 

通称「ボードケーキ会」です。

 

本日は、カタンのことを知らない方もいらっしゃると思うので、

ルール説明を中心にお伝えいたします!

実際にプレイ前に説明するように記載をするので、細かいルールなどに関しては、他のサイトを参考にしてください♪

ゲームのナビゲートをされるかたは、ご参考にしていただけたら幸いです♬

 

~カタンとは~

プレイヤーのみなさんの前に広がるのは、

資源豊富な大地です。

 

今その台地には、人の手は一切入っていない、無人島。

 

これからプレイヤーのみなさんには、

この無人島を開拓し、道を広げ、都市や建物を建設していきながら、

他のプレイヤーよりも多く陣地を広げていきます。

 

細かいポイントはまた説明しますが、先に10ポイントを取ったプレイヤーの勝利です!

 

なので、1人勝ちのゲームなのですが、では周りのプレイヤーは敵かというとそうとも限りません。

時には、あなたの建設を助ける仲間ともなるのです。

 

ルールを説明していきます。

 

皆さんにお配りしているコマは3種類あります。

開拓地、少し大きな模型の都市、そして棒のような道(街道)です。

 

フィールドに自分の開拓地を1つ置くと1ポイント、

開拓地が都市に発展すると2ポイント、

 

となります。

 

どのように置くかを説明します。

まずは、どこでもいいので適当に開拓地を1つフィールドに置いてください。

 

置くのは数字のコインが置いてある真ん中ではなく、その六角形の頂点の部分です。

 

ここから2つめの開拓地を置くためには、まず道をつなげる必要があります。

道をつくるためには、木材とレンガのカードが1枚ずつ必要です。では、道を1つ置いてみてください。

 

そこにすぐに2つめの開拓地を置けるかというと、そうではありません!

このゲームは、隣り合った場所には置いてはいけないというルールがあります。

なので、もう1本道をつなげてください。

 

このように1つ間をあけると、その場所に開拓地を置くことが出来ます。

開拓地を建設するには、木材、レンガ、小麦、羊毛が1枚ずつ必要です。

 

余談ですが、私は羊毛のことを「メーメー」と呼びますが、気にしないでください笑

 

ちなみにこのルールは、自分の開拓地だけでなく、他のプレイヤーの開拓地が置かれている場合でも同じで、隣り合った場所には置くことはできません。

 

開拓地のつくり方はおわかりいただけましたか?

 

次に、「都市」です。

 

都市は今ある開拓地を、小麦2枚、鉱石3枚を使う事によってつくりかえることができます。

パワーアップ!というイメージですね。

 

またまた余談ですが、私は鉱石のことを「鉄分」と言っています。

薬剤師っぽいですか??笑

 

このようにして10ポイントを目指すわけですが、

ではどうやって資源を手に入れることができるのか。

 

このゲームはスタート時に、2つ開拓地を好きな場所に置くことが出来ます。

どこに置くかのポイントがフィールドに置かれている数字のコインです。

 

このゲームはひとりずつ順番に自分のターンを回していきます。

 

サイコロを2つ降って、出た目の資源の六角形の頂点に

開拓地を置いているプレイヤーは、その資源を1枚もらえます。

都市を置いているプレイヤーは、その資源を2枚もらえます。都市にするとポイントが増えるだけでなく資源も多くもらえるようになるんですね♪

 

ところでみなさん、

サイコロを2つ降って、一番でる数字は何だと思いますか?

 

そう、

 

「7」ですね。

1-6,2-5,3-4,4-3,5-2,6-1と6通りの組み合わせがあります。

 

対して、一番出にくい数字はなんでしょう?

 

そう、

 

「2」と「12」

です。それぞれ、1-1と6-6の組み合わせしかありません。

7と比べての期待値が6分の1(1/6)、つまり7は2や12と比べて6倍も出る確率が高いということです。

 

フィールドを注目してみると、

おや?7はありませんね。

 

そして他のコインは2枚あるのに、2と12は1枚ずつしかないですよね。

普通にサイコロを振るだけでも出にくい数字なのに、コインも1枚しかないから余計に資源がもらいにくい場所ということです。

 

7がでたらどうなるかというと、真ん中に置いてある人形を動かします。

この人形は「盗賊」といい、7が出たときに数字の上に動かして、数字の書かれたコインの上に好きなところに置きます。

盗賊が置かれると、次に動くまでその場所はサイコロでその目が出たとしても資源は盗賊に取られてしまいます。

また、7の数字が出たときに、資源を8枚以上持っているプレイヤーは手持ちの枚数が半分になるように資源を捨てなければいけません(盗賊にとられます)。

 

そして盗賊を動かしたプレイヤーは、その頂点にいるプレイヤーの資源カードを1枚とることができます。

 

 

長くなってきましたね。

ここまで理解できれば、基本のプレイは可能です!

 

最後に小麦、羊毛、鉱石を1枚ずつ使って手に入れることができる「発展」カードについて説明して、ゲームを始めます!

 

発展カードは、ゲームを有利に進めたり、図書館などを建設してクリアポイントとなるカードがあります。

 

25枚のカードのうち14枚と半分以上ある一番枚数が多いのが、「騎士」カード。

こちらを使う事で、盗賊の駒を動かすことができます。サイコロを振る前にも使う事ができます。

ちなみに、このカードを使った時には8枚以上持っていたとしても半分以下に資源カードを捨てる必要はありません。

 

次に多いのクリアポイントとなるカードで5枚入っています。こちらは裏のままにしておいて、10ポイントになったときに表にします。

 

残りは3種類のカードが2枚ずつ入っています。資源を集めたり道をつくったりするのに有利なカードですので、ぜひ発展もしてみてください!

 

最後にボーナスポイントについてです。

このゲームは2種類のボーナスポイントがあります。

 

1つは「最大騎士力」。

騎士カードを一番多く使ったプレイヤーが2ポイントもらえます。

誰かが3枚使った時点で、その方に最大騎士力のパネルが渡されるので、

他のプレイヤーは4枚目を使わないと取る事ができなくなります。

 

2つめは「最長交易路」。

街道をもっとも長くつなげたプレイヤーが2ポイントもらえます。

誰かが5本目をつなげた時点で、その方にパネルが渡されます。

この最長交易路の注意点は、枝分かれさせた場合は、最も長い道の数を最長交易路とします。

単純に街道をつくったかずではないのでご注意ください。

 

 

さあどうでしょうか、いよいよゲームを始めますよ!!

 

何か質問はありますか????

 

最後の最後で肝心要のおはなし。

 

このゲームは自分の手番の時に他のプレイヤーとの交渉が可能です。

鉄分がほしいなぁ、

メーメーが余っているなぁ、

と思ったら、積極的に他のプレイヤーと交渉しましょう!!

 

交渉で大切なのは、WIN-WINです。

相手の状況を理解することにつとめてみてください。

自分勝手な交渉は決裂しやすいですよ!

 

他のプレイヤーとの交渉がうまくいかない!したくない!!

 

という人は、国と交換することもできます。木なら木、鉄分なら鉄分4枚と好きな資源1枚を交換することができます。

気付かれているかたもいるとおもいますが、意味深に書かれている3:1とか小麦の絵に2:1とかかれているのが海沿いにありますよね。

こちらは「港」といって、ここに開拓地や都市をたてることによって、書かれた条件で他国と貿易ができるようになります。

3:1は、同じ種類のカード3枚と好きなカード1枚、

小麦の絵に2:1なら、小麦2枚にたいして好きなカードを1枚、交換できます。

 

もし自分が港をとったなら積極てきに貿易しましょう!

もし他のプレイヤーが港をとったとしたら、色々と交渉してみましょう♪

 

相手の立場を考えると、自分にも相手にも有利になるような交渉ができるはずですよ!

 

さぁーーーーではいよいよレッツゲームです!!!!!

 

 

どうでしたでしょうか?

少し長すぎですかね?

これからもっともっとルール説明も磨いていって、

わかりやすく飽きのこないナビゲートをおこなっていきます♬