2021/10/07 ブログ

【あるある!が解明?!ポリヴェーガル理論が面白かった】


どーも、こんにちは。

薬剤師ろぎーです。

先日とある薬学博士の方と話をしていて、

「ろぎーさんも色んな人から色んな事を学んだ方がいいよ」

と、今回のテーマのポリヴェーガル理論についてご紹介を頂きました。

「何を今さら、、、」

という人もいるかもですが、私にとっては新しい学びですし、

私なりに噛み砕いてお伝えすることで、気持ちがちょっと楽になったり、予防医学の実践のお役に立てればとおもいます。

本題に入る前にひとつお伝えしたければいけないのですが、

現状私が調べる限りでは、まだポリヴェーガル理論を実践的に使いこなせる根拠となるものは出てきていません。

↑オイオイ

しかしそれだと「実践」をテーマにしている私なので、

どーゆーことーーー!!

となってしまうので、最後の「ポリヴェーガル理論を知った上でじゃあどうする」の部分は私の解釈が多大に含まれていますのでご容赦ください。


【自律神経を語る新常識?!ポリヴェーガル理論とは】

1.交感神経と副交感神経だけでは自律神経は語れない

2.闘争逃走反応と凍りつき

3.ニューロセプション、耐性領域って何?

4.理論はわかった!……で??


[参考文献:ポリヴェーガル理論からみた精神療法について]

花澤寿

https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/106084/S13482084-67-P329.pdf

 

 

その①

【交感神経と副交感神経だけでは自律神経は語れない】

あなたは、こんな経験はありませんか??

○嫌な事があったら、ついつい甘い物とか暴飲暴食をしてしまう

○良い事があっても、ついつい自分へのご褒美に美味しいデザートをあげてしまう

○ストレスがかかると思考停止、頭もボーっとしてしまう

などなど。

良い時も悪い時も甘い物って、どんだけ甘党かよ!!

ってツッコミはおいておいて、

「あるある!」と頷いてくれる方も多いかなと思います。

私たちの行動、特に心の部分って自律神経が大切ってよくいいますよね。

自律神経には交感神経と副交感神経があって、

交感神経は闘う神経!

朝起きた時に優位になったり、私達の元気をつくるもの。

逆に副交感神経は休むzzz神経で、

眠いなぁと体を休めたり消化の働きをよくする役割があります。

今までは、このふたつの神経をスイッチのオンとオフのように私も話をしていたのですが、どうやらそれだけでは説明がつかないぞと。

これに関しては次章で詳しくお伝えしますが、

交感神経と副交感神経の反応を調節したり制御したりする神経の存在がいわれていて、

それらが背側迷走神経と腹側迷走神経も関わっているというのがポリヴェーガル理論です。

ポリというのが「たくさんの」という意味で、

ヴェーガルが「迷走神経の」という意味。

つまり直訳すると、ポリヴェーガル理論は、

「たくさんの迷走神経の理論」

って事ですね。

いかがでしょうか?

神経の話って、難しそうなんですが、結構楽しい分野だったりもするので、また続きを楽しみにしていてください。

ではまた!!